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SAI DIARY

阪大歯学部の忘年会

2015年12月11日

毎年恒例の阪大歯学部忘年会が北新地でありました。

卒後、16年?も経つと、毎回、同じメンバーばっかりです。

女医は、私と親友の二人で、これもまた例年通り。

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見渡す限り、おっさんばっかりですわ。

とは言え、毎回、面白すぎて、絶対に外せない忘年会です。

前回は、経営コンサルタントを入れて、えらく調子良い発言を連発していた同級生が、

今回はそのコンサルに1億2千万円持ち逃げされ、破産寸前とか言って、大いに盛り上がりました(^^)

歯の話で盛り上がったり、経営の話で盛り上がったり、どんなネタでも楽しめてしまうのは

同級生だからなのか。

6年間、一緒に学び、共に試験に苦しみ、そして乗り越えてきた仲間たちなので、

何年経っても、気が合うように思います。

阪大生は、なんか貧乏が多いので、稼げるようになった今も、あまり貧乏症から抜け出せず。

2件目は、新地のバーに飲みに行きましたが、誰かが払うのかと思いきや、2千円ずつの

割り勘でした。

私立の大歯とかだったら、絶対、誰かまとめて払うのにって言ったら、俺ららしくいこうということで。

来年、幹事を引き受けましたが、無事にこなせるか不安だわ。

 

 

 

 

 

自分の口臭は分らない

2015年11月18日

とある歯科雑誌に

「東京オリンピックに向けて新たな課題。

外国人の7割が日本人の口臭に不快感。」

というコラムが載っていました。

日本人の約9割が自己判断で「自分は歯周病ではない」と回答し、

口臭についてはほとんどの日本人が自覚していないとの結果だそうです。

一方で、一日2回以上歯を磨いている人が7割もいるという結果も。

当院では、必ず、口臭があれば伝えています。

本来のマニュアルとしては、口臭を伝えるのは良くないみたいですが、歯科の人間が

伝えずに誰が伝えるのよ!と私は思うので、必ず伝えてしまいます。

実際のところ、気付いていない人のほうが圧倒的に多く、そして、少し

言い訳をされます。例えば「胃が悪いから」「タバコの臭いではないか」など。

我々は、プロなので、胃酸の臭い、タバコの臭い、ニンニクの臭い、歯周病菌の臭いは

大体、かぎ分けることができます。

虫歯がないからと言って、口臭がないとは限りません。

口臭の原因となる菌は、虫歯の菌とは違うのです。

他人に面と向かって「口が臭いよ」と言える人はそれほど多くは有りません。

そして、自分の臭いは自分では分らないように人間の仕組みは出来ています。

是非、自己診断ではなく、口臭チェックも兼ねて、歯科の口臭チェックを受けてくださいね。

必ず、臭いが無くなる所まで、治療をしますので、お任せ下さい。

 

 

 

 

私が学生の頃、神経を抜いた後に入れる根充剤としてほぼ100%使われているガッタパーチャは

アレルギーがほとんどないと学びました。

ずっと、そう思いこんでいましたし、調べることもなかったのですが、ある時、ガッタパーチャ

ポイントは、100%ガッタパーチャではなく、酸化亜鉛がずいぶん多く含まれていることを

知りました。

亜鉛アレルギーに対応するため、他に何が使えるかと探しました。

たしか、レジロンというレジン系のポイントがあったなと問い合わせたところ、予後不良で

販売中止になっていました。

昔、根管治療のセミナーを受けた時に、レジロンとMTAセメントを自費治療で推奨していましたが

数年経って、レジロンが予後不良だなんて。

人体実験はしちゃいけないですよね。もう一つのMTAの方は、良い成績が続き、ここ最近のトレンドと

なっています。

MTAセメントは、ポルトランドセメント歯科版といった感じです。

充填するのにコツが要るので、使いにくいですが、水分を含むと硬化膨張しますので、

口腔内という浸潤状態で硬化して膨張することは、非常に理に適ってます。

pHの値も殺菌に効果があります。

レジンはプラスチックなので、湿潤状態では接着に不利です。

MTAセメントは鉄イオンを含みますので、鉄に対してアレルギーが無いかを事前に

確認する必要がありますが、根管治療そのものに対して、非常に予後が良いですし

代替治療としてよいと思います。

歯科金属アレルギーに対して、金属ばかりに目が行きますが、溶けたイオンにアレルギー反応が

起こるわけで、ガッタパーチャや、補強に使われる芯にも注意が必要です。

メタルポストの代わりに今は、ファイバーポストで対応可能です。

 

矯正の術前術後

2015年11月13日

矯正が終了したので、写真アップです。

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途中で、東京に引越しされたので、最後のほうは、なかなか調整出来なかったけれど、

無事終了しました。少しホワイトニング始めたところです。

真っ白になるのが楽しみです。

11月3日にリンガル矯正の学会がありました。

グランフロント大阪だったので、家から徒歩で行けたので、ちょっと嬉しかったです。

症例を極める-アングル2級1類の治療法 がテーマでした。

リンガル矯正は、アメリカではあまり人気が無くて、(アメリカ人は

矯正自体が裕福な証だし、小さい頃に矯正するから気にならないみたいです)

フランスや日本に多いです。日本人はやはり見えたら嫌だと思う国民ですね。

 

IMG_3659 IMG_3662スピーカーの5人の先生です。

矯正装置もまだまだ、発展途上で、次から次へと新しいものが出てきます。

当院では、クリッピーLという日本製のブラケットを愛用していますが、昔は

STbやKurzといったブラケットを使っていました。私の個人的な意見ですが、

頻繁にリニューアルされる商品は、あんまりかなと思います。考えた考え抜かれた

製品であれば、そう簡単に形の変更があるはずがありません。今後も、よく吟味して

取り入れていきます。

審美が好き過ぎて、被せるだけでは足らず、きれいに並べたいということから

矯正を始めたので、始めた時から、リンガルをやりたいと思っていました。

その頃、矯正用マイクロインプラントが日本でも認可が下り、マイクロインプラントと

リンガル矯正はとても相性が良く、組み合わせると今まで出来なかったようなことが

非常に多くできるようになりました。

今回の学会で、私が尊敬する先生方のお1人が、「リンガル矯正に王道なし。

患者様の最も良い結果をひたすら模索するしかない」と言ったような内容のことを

話されていて、本当にその通りだと思い気持ちが新たになりました。

そして、アンカーがあることで、より多くの移動が可能になりましたが、それはそれで

長い目で見ると人体に悪影響を及ぼすかもしれないということ。

考えて考えて、将来も後悔のない治療を進めて行きたいと思った一日でした。

2015年12月27日(月)より2016年1月7日(木)まで、お休みを頂きます。

よろしくお願いいたします。

この前、金属アレルギーのお話をしましたが、その後の経過です。

a4 ⇔ okuyama-u1

全ての金属を取り除きました。見た目にもやはりきれいですね。

手のほうはどうなったかというと

a1  ⇔   b1

ここまできれいになってきました。

体内に溜まっている金属イオンを早く排出させるために、高濃度のプラセンタも服用して頂きました。

皮膚科の先生も、「こんなに早くきれいになるとは!」とびっくりされていたそうです。

お勧めのプラセンタですが、セルセラというプラセンタです。当院で、かなりお買い得なお値段で

提供しています。どこよりも安いと思います(^0^)

 

金属アレルギーになる前に、出来れば、保険の歯科金属は使わない治療を選択して欲しいと思います。

 

 

 

以前も、歯科用金属の害について書いてますが、最近、金属アレルギーでの患者さんが

いらっしゃいました。皮膚科からの紹介です。

両手の爪がボロボロになり、指はひび割れています。

足にも出ています。顔面も少し腫れている。

IMG_0055 IMG_0056

口の中は典型的な日本人の口腔内です。歯科用金属がたくさん入っていました。

okuyama-u1

皮膚科のパッチテストで、亜鉛、鉄、パラジウムに反応有り。

あぁ、亜鉛アウト。セメントも使えないものばかり。神経を抜いたときに詰めるガッタパーチャも使えない。

患者さんからすれば、口の中に原因物質が大量にあると分かった時点で、一日でも早くとって欲しい

と思うものでしょうから、長時間の枠でとりあえず、一日で金属の除去までは終わりました。

その後、どのように皮膚が変わっていくかまたUPします。

ヤフーの広告に頻繁に出てくるブリアンというハミガキ粉が気になったので、問い合わせてみました。

虫歯の原因菌であるミュータンス連鎖球菌を殺菌して子供の虫歯を防ぐとの商品。

販売元の会社にメールすると、開発者の斉藤欽也先生からお返事が来ました。

 

内容としては、論文はない。現在は、学会に出せるデータも無い。

でも当院の患者さんでの唾液検査ではっきりと効果が確認されている。

今後も、通販以外では売らないし、原料も海外での生産量が少ないため将来は、限定販売にする。

との返事。

 

同じ医療従事者として少し、違和感を感じました。

ミュータンス菌を殺菌し、虫歯にならないのなら、日本の歯科医療の有り方を大きく変えていく

商品です。製造工程は、BLIS M18を保有する子供の唾液を培養して作るようですが、

この方法だと、どんどん原料となる子供のサンプルは増えていくはず。

そして、日本の技術をもってすれば、増産できるに違いないのにそうしないのでしょうか。

大手のライオンなどと組まないのでしょうか。

 

ハミガキ粉というのは、特定の成分を入れた医薬部外品のカテゴリーと化粧品のカテゴリーが

あり、これは化粧品のカテゴリーで販売されているような気がします。

薬用成分は入っていないですから。結構簡単に製造販売できます。

 

もやもやが残りますね。

すっきりしない商品です。所詮、ハミガキ粉ですから、口をゆすげば、害は無いので

健康被害はないですし。

今後、どうなるのか注意してみたいと思います。

 

 

 

花粉症の季節ですね。

職業柄、皮膚に湿疹がある患者さんを診ると、どうしても金属アレルギーのことを心配してしまいます。

歯科の金属は、もちろん最低限の安全は保障されているのですが、微量とは言え、様々な金属が混ざっている合金です。

金、パラジウム、銀、銅、亜鉛、イリジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、インジウム、ガリウムなどが入っています。

本来、虫歯にならなければ入れなくて良いものなのに、あまりにも安易に金属を口の中に入れてしまっているので、

自分の歯の大切さと共に素材にも気を使って欲しいと思います。

 

そんな中、お取引のない技工所さんから、非常に安価な陶材焼付鋳造冠、通称メタルボンドの案内がありました。

使用金属をコバルト、クロムにすることで、金属代が無料で「白くて強い歯」というキャッチフレーズです。

ん?コバルト?クロム?アレルギーの危険性が高いよね?

見た目の為に、そんな金属選ぶ人いるの?

安い白い歯には、こんな怖い仕掛けもあるわけで、メニューに入れようかと思ったけれど、アレルギー発症させてしまったら、取り返しの付かないことになるし、数万円の節約の為にそのような選択をして欲しくないので、これを入れることはないと思った次第です。

 

歯は大切、健康はもっと大切