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SAI DIARY

小さい頃から、ずっとみてきた女児で顔が小さく、骨格が小さなケースについて。

上顎と下顎のバランスが悪く、上下拡大するか、上の歯だけ抜歯するかを小学校低学年で

判断をすることになりました。

拡大しても入らなさそうだったので、上顎の4番を抜歯。

勝手に隙間が埋まり、比較的きれいに並びました。

下顎はぎりぎり、並びそうだったのですが、まさかの事件が起こります。

小学校高学年に最後に生えてくる第二大臼歯が生えてくるスペースが不足し、まるで親知らずのような

ことになりました。

最初のレントゲンでは

rino

 

すでに引っかかっていますが、手前に残っている最後の乳歯が抜けたら第一大臼歯が前に倒れて

生えてくるだろうと思っていました。

ところが、抜けても改善されず、生えてきません。

親知らずが邪魔なので、埋まっていますが、抜歯を依頼しました。

rino2

 

 

 

 

 

 

親知らず抜歯後のレントゲンでは、かなり前方傾斜で生えているのがわかります。

上顎同様、4番の小臼歯を抜こうかと思いましたが、折角、前歯はきれいに並んでいるので

それは、嫌だなと考え、第二大臼歯をアップライト(起こす)ことにしました。

最初、左右6番にバンドを入れて、リンガルアーチで固定し、最後は、バネで

起こします。

IMG_3290

ほっぺの肉にめり込むし、とても大変でした。

rino3

ようやく、萌出スペースが確保でき、無事、生えて来ました。

大きくなってからだと、困難を極めると思うので、中学生で治せて良かったと思います。