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SAI DIARY
HP新しくしました
2014年8月27日開業時に作ったHPの頃とは、パソコンのサイズも変わり、iPadも発売され、画面表示が崩れてきたので、新しいHPに変えてみました。
ちょっとふざけた部分は消したくないので、歯っぴぃ君はリニューアルされてまだ使っています。
開業してもう9年。早いわねぇ。
おそらく夏バテなのでしょうが、友人知人に癌の方が結構いて、自分は大丈夫なのか不安になる今日この頃。
PETを受けようか悩んでます。
去年は、健康診断で、バリウム飲んで、ぐるぐるレントゲン撮った後、トイレで白いゲロを吐いたのに、帰り道、ラーメン屋でラーメン食べて、帰宅して、また白い麺を吐いたので、バリウム以外の検診を考え中です。
HP新設、初投稿がゲロ話だなんて。
臨床談話会(阪大)
2014年7月11日4月20日に、阪大の臨床談話会へ行ってきました。
矯正用の小さなインプラントがあるのですが、それのお話です。
5年以上前に、アメリカ審美学会で見かけて、すばらしい!と思って個人輸入しようかと思っていたところ
少し遅れて日本でも認可が下りたので早速、愛用していたパーツです。
私は、最初の専門は補綴(かぶせ物)なので、そこから審美歯科に傾いていって、審美審美と言ってると
インプラントも必要だし、矯正も必要だし、歯周病も管理しなくてはいけないし、という進み方なので
所謂、昔の矯正というものをしていません。昔は矯正は本当に大変でした。
今は、装置は非常に使いやすくなっているし、ワイヤーは形状記憶だし、最終の歯並びはCADCAMで
設定できたりして、どんどん進化しています。
その中で、歯を遠心へ送る(歯を後ろへ動かす)というのは、ほぼ不可能に近いことだったのですが、
この矯正用ミニスクリューのおかげで、劇的に治療範囲は広くなりました。
歯科医になって15年間、いろいろな新商品に出会うけれど、これは三本の指に入るくらい必須アイテムです。
この談話会の先生は、韓国製のミニスクリューを使っておられて、その実物を見せてくれたのだけど
私が臨床で使っているのは、日本製で、見ただけで、日本製のほうが品質が良く、やっぱり日本の技術は
すばらしいなと再確認しました。
韓国製は折れやすいみたいで、そのリカバリー方法が、いざというときの勉強にはなったけれど、
日本製は折れたことがないし、折れると聞いたこともないし、入れるときのコツも、韓国製のほうは
先端がなめられるみたいだけど、日本製はサクッと入るし、自分の愛用品をお勧めしたくなったけれど
たぶん、輸入している会社のセミナー講師されているから、そういうしがらみもあるのかもしれません。
矯正の本場は、症例数で言えば、アメリカだと思いますが、装置や器具は徐々に日本製へシフトして
しまいます。日本の製品は、コピーではなくて、さらに改良されていて、本家を超えているので、少し
高くてもやっぱり日本製は、信頼度が高いです。
ドイツ製もとてもいいです。
矯正用インプラントは、最終的に除去するので、体に残るものではないですが、折れたりするのは
術者もストレスになるし、部品の信頼性は高いに越したことはないですね。
今回の先生は、矯正の指導医をされているので、かなりの難症例もこのミニスクリューを使って治療されていて
ここまで使えるのか!と勉強になりました。
また、さらに応用範囲が広がりました。
photo_braces_01