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SAI DIARY

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今日は、私の誕生日で、15年前にこの診療所を開業した日でもあります。

周りには「私の誕生日は忘れてください」と、常々、言ってますが、30歳の誕生日に開業したので

誕生日が来ると、診療でトラブルなく、無事に過ごせたなぁと思うのです。

16年目もがんばります。

今後とも、宜しくお願い致します。

 

玉置彩

歯のホワイトニングの情報検索サイト「ホワイトニング歯科」に、「梅田」歯のホワイトニングおすすめクリニック9選の中に紹介されました。

梅田 歯のホワイトニングおすすめ9選

↑良かったらのぞいて見てくださいね

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当院では、Philips Zoom WhiteSpeed にて、ホワイトニングを行っています。

日本では、フィリップスのホワイトニングを扱う代理店が無くなっているため、直接海外から輸入して入手している医院にしか入っていません。

日本国内での数は少ないですが、歴史の長いホワイトニングシステムです。

アメリカのフィリップスホワイトニングサイトをのぞいてみてください

→ USA PHILLIPS ZOOM WHITESPEED

 

 

 

矯正とホワイトニングの専門サイト Smile Teeth に掲載されました。

当院も掲載されています。良かったら覗いてみてくださいね。

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スマイルティースバナー

記事ページへのリンク

https://smileteeth.jp/column/saidental-interview/

阪大歯学部の忘年会

2018年12月7日

毎年恒例の忘年会がありました。

今年は少なくて、8人になってしまいました。たくさん来ても、食べながら話せるのは
両隣と前くらいなので、この人数でもあんまり変わらなかったです。

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時事ネタで、東京医大の合格者の性差問題とか、子供の話、ルーペの話とか
アカデミックではないですが、「今年も無事に終わるなぁ」と思います。

私立の医大の話から、勉強の話になり、1人が「俺ら、めちゃくちゃ勉強したよな」
と言い出したので、そうだったのかな?となりました。
私たちの頃は、私立の医大が今ほど難しくなかったので、阪大歯学部にくる人の
中には、私立の医学部を滑り止めにして、国立の医学部を目指していることも
多く、お金を出せば医者にはなれたよねって話になりました。

私も若い頃は、「お金持ちの家の子だったら、お医者さんなれたのに」と思って
いました。国立医学部落ちた自分の偏差値不足ですが、その時は、その後の人生の
ことまで、考えていなかったですからね。

あれは、偏差値ゲームだったのだと今は思うし、国立の医学部落ちた歯医者が
忘年会で、まぁまぁそこそこ幸せにお酒飲んでるわけだから、向いていたのだけれど。

結局8人は、「継いで欲しいなんて思わない。本人の自由」って意見で一致して
なによりも「自分の人生じゃないから」って結論でした。

国家試験の対策に1年以上かける大学もあるのに、なぜか2ヶ月しかなくて。
それは、それでも合格できる頭があるからで。
努力云々ではなく、そういう作りなのだとすれば、社会貢献しないといけない
って結論に至りました。

ルーペは、現役組と浪人組の2歳の差に、老眼が来る!って言い張るので、
高級ルーペを買ったほうがいいと。

エムドゲインとリグロスの話とか、歯医者ならではの話で、癒されました。

そういえば、女1人なんですけど、全くそれを感じさせない男らしさ?が
あるそうで。良かった良かった。。。

毎年年末に、大学の同窓生と忘年会があります。今年も行って来ました。

しょうもない話で盛り上がって、この一年も無事に終わるのだとホッとします。

いつの間にか、女医は私一人になりましたが、昔と変わらず付き合える仲間です。

最後に残っていた未婚男性が、二日前かに婚姻届を出したそうで、出席者全員が

一度は結婚した人になりました。

子供の話も多くなり、小学校受験や中学受験の話が出てきます。

自分たちから見たら、しょうもない我々ですが、出身校は、灘、甲陽、六甲、星光、池付あたり

で占められるので、いざ我が子をそのあたりの学校に入れるとなると結構大変です。

女の子をもつ親は、私の母校を狙っている場合も結構あって、「うちの子、彩ちゃんみたいに

なるのか~」となってしまいます。

開業医・結婚・子育て・・・をなんとかこなしていける器があって良かったし、

毎年、同じ教室で学んだ友人と会える事が、40歳を過ぎると幸せに思います。

最後のババアになっても、顔を出すつもりです。

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阪大歯学部の忘年会

2015年12月11日

毎年恒例の阪大歯学部忘年会が北新地でありました。

卒後、16年?も経つと、毎回、同じメンバーばっかりです。

女医は、私と親友の二人で、これもまた例年通り。

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見渡す限り、おっさんばっかりですわ。

とは言え、毎回、面白すぎて、絶対に外せない忘年会です。

前回は、経営コンサルタントを入れて、えらく調子良い発言を連発していた同級生が、

今回はそのコンサルに1億2千万円持ち逃げされ、破産寸前とか言って、大いに盛り上がりました(^^)

歯の話で盛り上がったり、経営の話で盛り上がったり、どんなネタでも楽しめてしまうのは

同級生だからなのか。

6年間、一緒に学び、共に試験に苦しみ、そして乗り越えてきた仲間たちなので、

何年経っても、気が合うように思います。

阪大生は、なんか貧乏が多いので、稼げるようになった今も、あまり貧乏症から抜け出せず。

2件目は、新地のバーに飲みに行きましたが、誰かが払うのかと思いきや、2千円ずつの

割り勘でした。

私立の大歯とかだったら、絶対、誰かまとめて払うのにって言ったら、俺ららしくいこうということで。

来年、幹事を引き受けましたが、無事にこなせるか不安だわ。

 

 

 

 

 

この前、金属アレルギーのお話をしましたが、その後の経過です。

a4 ⇔ okuyama-u1

全ての金属を取り除きました。見た目にもやはりきれいですね。

手のほうはどうなったかというと

a1  ⇔   b1

ここまできれいになってきました。

体内に溜まっている金属イオンを早く排出させるために、高濃度のプラセンタも服用して頂きました。

皮膚科の先生も、「こんなに早くきれいになるとは!」とびっくりされていたそうです。

お勧めのプラセンタですが、セルセラというプラセンタです。当院で、かなりお買い得なお値段で

提供しています。どこよりも安いと思います(^0^)

 

金属アレルギーになる前に、出来れば、保険の歯科金属は使わない治療を選択して欲しいと思います。

 

 

 

以前も、歯科用金属の害について書いてますが、最近、金属アレルギーでの患者さんが

いらっしゃいました。皮膚科からの紹介です。

両手の爪がボロボロになり、指はひび割れています。

足にも出ています。顔面も少し腫れている。

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口の中は典型的な日本人の口腔内です。歯科用金属がたくさん入っていました。

okuyama-u1

皮膚科のパッチテストで、亜鉛、鉄、パラジウムに反応有り。

あぁ、亜鉛アウト。セメントも使えないものばかり。神経を抜いたときに詰めるガッタパーチャも使えない。

患者さんからすれば、口の中に原因物質が大量にあると分かった時点で、一日でも早くとって欲しい

と思うものでしょうから、長時間の枠でとりあえず、一日で金属の除去までは終わりました。

その後、どのように皮膚が変わっていくかまたUPします。

ヤフーの広告に頻繁に出てくるブリアンというハミガキ粉が気になったので、問い合わせてみました。

虫歯の原因菌であるミュータンス連鎖球菌を殺菌して子供の虫歯を防ぐとの商品。

販売元の会社にメールすると、開発者の斉藤欽也先生からお返事が来ました。

 

内容としては、論文はない。現在は、学会に出せるデータも無い。

でも当院の患者さんでの唾液検査ではっきりと効果が確認されている。

今後も、通販以外では売らないし、原料も海外での生産量が少ないため将来は、限定販売にする。

との返事。

 

同じ医療従事者として少し、違和感を感じました。

ミュータンス菌を殺菌し、虫歯にならないのなら、日本の歯科医療の有り方を大きく変えていく

商品です。製造工程は、BLIS M18を保有する子供の唾液を培養して作るようですが、

この方法だと、どんどん原料となる子供のサンプルは増えていくはず。

そして、日本の技術をもってすれば、増産できるに違いないのにそうしないのでしょうか。

大手のライオンなどと組まないのでしょうか。

 

ハミガキ粉というのは、特定の成分を入れた医薬部外品のカテゴリーと化粧品のカテゴリーが

あり、これは化粧品のカテゴリーで販売されているような気がします。

薬用成分は入っていないですから。結構簡単に製造販売できます。

 

もやもやが残りますね。

すっきりしない商品です。所詮、ハミガキ粉ですから、口をゆすげば、害は無いので

健康被害はないですし。

今後、どうなるのか注意してみたいと思います。

 

 

 

花粉症の季節ですね。

職業柄、皮膚に湿疹がある患者さんを診ると、どうしても金属アレルギーのことを心配してしまいます。

歯科の金属は、もちろん最低限の安全は保障されているのですが、微量とは言え、様々な金属が混ざっている合金です。

金、パラジウム、銀、銅、亜鉛、イリジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、インジウム、ガリウムなどが入っています。

本来、虫歯にならなければ入れなくて良いものなのに、あまりにも安易に金属を口の中に入れてしまっているので、

自分の歯の大切さと共に素材にも気を使って欲しいと思います。

 

そんな中、お取引のない技工所さんから、非常に安価な陶材焼付鋳造冠、通称メタルボンドの案内がありました。

使用金属をコバルト、クロムにすることで、金属代が無料で「白くて強い歯」というキャッチフレーズです。

ん?コバルト?クロム?アレルギーの危険性が高いよね?

見た目の為に、そんな金属選ぶ人いるの?

安い白い歯には、こんな怖い仕掛けもあるわけで、メニューに入れようかと思ったけれど、アレルギー発症させてしまったら、取り返しの付かないことになるし、数万円の節約の為にそのような選択をして欲しくないので、これを入れることはないと思った次第です。

 

歯は大切、健康はもっと大切